
営業支援というとお客様の情報をデータベース化したり、それを管理することなどを指すと考えがちです。確かに顧客情報の管理や営業活動の効率化は大切な業務です。また営業に携わる人たちが納得のいく仕事ができるよう、社内でサポート体制を構築することも重要だと考えられます。それだけで本当の意味での営業支援と言えるのでしょうか。
違うのです、営業支援が求めるものは、利益最大化のためであると断言できます。利益最大化のためには、社内の隅々に至るまでムリ・ムラ・ムダを根こそぎ削ぎ落とすことが不可欠です。社内全員がワンチームとなって、利益を最大化のために営業活動をサポートすることこそ究極の姿と考えられます。総務や経理の人だって、営業支援はできるのです。
営業部の人からの連絡を受けたら、素早く段取りし次の活動に備えることだってできるはず。研究開発の人ならば、営業の人からお客様が何を求めているかを聞き出すことなど簡単です。メーカーであれば、それがヒントとなり新製品開発へとつながっていきます。社内のそれぞれの部署は独立しているのではなく、すべてが重なり合って存在しているのです。
重なり合っているからこそ、コミュニケーションが生まれビジネスチャンスへと発展していくのです。営業支援は顧客管理をするだけにあらず、その本当の意味するところは社内がワンチームとなることと言えます。ワンチームとなるからムダな贅肉がなくなり、利益最大化へとつながるという好循環がうまれてくると考えられます。
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